春の花

運動不足になるので、食べられる植物の生育具合を見ながら大笠山方面へオーナーと散歩へ出かけました。
今年は雪も少なくて里のほうの雪解けも早かったので山菜なんかも早く出てるかな、と思ったのですが
やっぱりまだでした。例年ならもちろんまだ早い時期。
私たち人間に自分の体の一部を食物として提供してくれる植物たちは、みな見かけの暖かさや雪の少なさに惑わされず
きちんと旨味を蓄積して芽を出す準備をしている堅実なひとたち(人では無いけど)なんだなぁと感激しました。
歩いていた道は、坑道跡の保全のため車も通る道だったのですが、両脇にはショウジョウバカマの花があちこちに。
ショウジョウバカマは、伝説の猩々(しょうじょう)という動物の赤い顔を花に見立て、葉が袴のようなのでついた名前です。
自分が住んでいるところはあまり、山の中、という気がしていないのですが、こういう山の植物が生えているのを見ると
標高1350mは充分山の中、なんだと実感します。
熊の気配はないかとビクビクしながら入った脇道もマイヅルソウの小路でした!まだ花は咲いていなかったのですが
咲いていたら、歩けないくらいビッシリ生えていてビックリ!
6月初めごろの天元台のゲレンデにもいっぱ~い咲いているんですよ。
と、まぁそういうわけで(どういうわけ?)収穫はハリギリの芽が少しとコシアブラの芽が3個くらい、と少なかったのですが
お昼のお稲荷さん(稲荷ずし)のおかずで軽く天麩羅にして美味しくいただきました。

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